「東京 OpenSolaris 勉強会 2012.01」で発表した内容です。
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ルーティングプロトコル「RIP」を可視化しました。
Oracle Solaris 11 のゾーン(仮想化環境)で作成したルータを10×10のマトリクス状に配置し、RIPを設定しました。そして特定のゾーンで設定・削除したルートが他に伝わる様子を、3Dで可視化しています。
以下にあるのは、マトリクスの中央付近でルートを設定・削除した例です。設定したゾーンが一番「手前」に表示され、ここから経路的に遠くなるにしたがい「後方」に表示されます。
設定したときはすぐにルートが伝わるのですが、削除のときはすべて消え去るまでに時間がかかっています。消したはずのルートが、あとから「復活」するのも観察できます。
つぎはマトリクスの隅で、ルートを設定・削除した例です。対向する隅の付近ではRIPの最大メトリック(15)を超えるため、到達性がないことが確認できます。